UP yellow 40' stock car (AHM/Roco)

UP 476300, Union Pacific Railroad, EW 11-37/9-4?
AHM/Roco cattle car (2nd) stock#5275C, Tony Cook's website







構造はシングル・デッキとダブルデッキのコンパチブル。モデルについてTony Cookは、1970年代初頭にリリースで、金型はATT社向けだったようだと述べている。言われるとおり、車番まで同一（ATTモデル研究サイト）。ことによるとこのモデルもATT時代の可能性がある。＞＞Atlas Rescue forum
　屋根歩み板は破損していたのでインターマウンテン製鋼製に取り換え、屋根全体のシルバーを再塗装。ステップstirrupを1か所修理。ハシゴと手ブレーキハンドルを塗装。カプラーの車体マウント化と金属車輪化、床板固定方法の変更とウエイト取り替え。



RMC誌1997年3月号p84-91に記事があり、プロトタイプの来歴と模型用図面、さらに本製品のキットバッシュが解説されている。それによれば、実車はNYC 28000-28499の500両で、1947年にUSRAボックスカーから改造されたadjustable-deck stock cars。中間床を天井まで巻き上げる機構を持つ。このための巻き上げ軸はRサイドのみで、AHMモデルの両方というのは間違い。また実車の車体幅は8フィート9インチで、1フィート3インチ（約4.4ミリ／HOスケール）だけ狭める必要があるという。