2021年02月08日

(undecided) 83-ft double-deck stock car (Kitbash/AHM/Mehano)

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AHMのストックカーは、40フィート車がもてはやされる一方で、50フィート車は人気がない。理由は特定のプロトタイプを持たないからだろう。そんな中、AT&SF歴史協会のサイトで、SPのS-70-1だというという記述を見付けた。SPファンのサイトによれば両数が2両、長さは86フィートだという。写真がSP貨車写真集にあるらしい。保有している数両を使ってどうにかならないかと考えたけれど、上手くいかない。誰かが経験しているだろうか。ストックヤードの囲い柵くらいかな? 傍らのブラスモデルはNPのPig Palace carである。2021-02-09 >>Atlas Rescue forum
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画像の切り継ぎをしてみた。SPファンネットの情報により扉間を実車通りの14パネルとしたら、短い75フィートにしかならない。実車は両端に狭いパネルがあり、中間のパネル毎の幅も少し広い。2021-02-09
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14-panel 75-ft long

おっと、早くも仕上げられた御仁が現れた。しかも2両。Cross Bros.の私有貨車という見立てで、トラスには固執せずに継ぎ目は1か所。レターボードをそのまま使い、レタリングを上手に配している。2021-03-23

画像切継で引戸間を14パネルではなく,16パネルとしたら外寸84フィートとなった。実車は車内長86フィート6インチで、まあまあな寸法といえる。中心の垂直部材の真ん中を切ることは不可能と考えて、改造に必要な車体は3両分となる。モデルも実車もプラット・トラスPratt truss構成で、ここに拘らなければ名がすたる。ということで、継ぎ目は2カ所。レタリング・ボードは一部削除したいけれど無理。イエロードットとかACIラベルとか、何か考えたい。屋根板の継ぎ目は、不自然でないようにできるだろうか。

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16-panel 84-ft long

想定は、1964年の試作車S-70-1に引き続いて、翌1965年に量産車として登場したS-70-2という型式、というのはどうだろう。屋根歩み板を省略したいから、それが撤去された1967年以降の姿とする。手ブレーキハンドルがハイマウントでも辻褄は合う。

車体幅は、実車が10フィート4インチ(36.2ミリ/HO)のところ、製品は最大39ミリだけれど、扉などの突起物を除けば35.5ミリ程度だから、まあまあか。全高は、実車が17フィート(59.5ミリ/HO)で、製品は52.5ミリと、7ミリも低い。無くなった屋根歩み板の分は0.5〜1ミリかな。これについては、台車の軸箱が、実車では側から見えているのに、製品では見えないことが関係するか。ということは、車体を持ち上げられる。そして、台車のボギー回転が軸箱の突起部で制約されている点も解消される。このローラー軸受の台車は、まさにこの製品で回転角を稼ぐために軸箱突起が少ないものとして新たに金型を造ったのではないだろうか。

台車ボギーセンター間距離は、86フィート・ハイキューブボックスカーを参考に少し内寄りとしなければならない。もちろんハイドラ・クッションだから、カプラーポケットは伸張スイング式が必須。製品の床板下面中央には垂直シリンダーがモールドされているけれど、少々低目だから4ミリ棒で継ぎ足そう。もちろん床板も切り継ぎだ。

‥‥あああ、もう出来ちゃった。妄想モデリング!! 2021-03-24



まず車体はシェル3つを切り継ぎして1つにした。サイドの補強をSPのプロトタイプと同じプラット・トラスにする点が主題である。
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垂直部材のすぐ横にノコギリの歯を入れて切断したが、細い横板slatが折れずにそのまま残った。これなら、中央の垂直部材の真ん中を切っても大丈夫だから、利用するシェルは2つに出来る。

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後方のアサーン86フィート・ボックスカーと比較すると、15ミリ短く、ステップを別にして2ミリ背が低い。幅はほぼ一緒である。ストックカーの屋根プレスパターンが逆であることがよく分かる。2021-03-26

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私のスキルでも1ミリ幅の垂直部材を真っ二つに切れることが判った。

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そこで、2つで1つの車体シェルを作ることにした。2021-03-27

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2021-03-28 シェルの継ぎ目にプラ板を埋める。

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製品添付のウエイト鉄板上に20グラムの鉛ウエイトを2つ、追加して、全重量は210グラムとなった。車体長が290mm(83フィート相当)だから、NMRA推奨値の190グラムよりも少し重め。これは、伸長スイングカプラーを考慮したため。

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MR誌1970年12月号裏表紙裏

posted by Works K at 18:02| Comment(0) | stock car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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